1. 薬剤の位置づけを確認する
Googleのパブリッシャー向けポリシーは、未承認の薬剤・サプリメントの販売促進を含む内容への広告掲載を認めていない。ただし、これは広告掲載の基準であり、医療情報の正しさを保証するものではない。読者は、ページが情報提供なのか商品の販売促進なのか、薬剤名や提供形態の説明が明記されているかを見る。この区別は最初の関門だ。購入ボタンや限定販売の訴えが目立つページは、販売促進寄りと見分けやすい。承認状況は記事だけでは判断できないため、国内の位置づけは公的資料か対面診療で確認する。
2. 効果・持続期間の断定を疑う
「○年もつ」「痛くない」といった断定や、出所不明の数値は、根拠を確認できない代表例だ。ポリシーは有害な健康主張や、科学的合意に反する内容への広告掲載を認めない。説明文では、効果を保証せず、根拠の種類と限界が示されているかを見る。数値には出典と適用条件が必要である。根拠が示されていても、出典の種類、対象者、条件、限界まで書かれているかを確認する。
3. 発信者と目的を確かめる
ポリシーは、発信者・作成者・内容の目的を歪曲・虚偽表示・隠蔽する内容や、根拠のない提携・推奨の示唆を問題とする。提供情報は正確・完全で、誤解を招く省略がないことも求められる。記事の上部や下部で運営者、問い合わせ先、広告表記を確認し、「記事」と「広告」の区別がつくかを見る。監修表示があっても、その内容の根拠までは自動的に保証されない。
4. 販売・予約導線と約束表現を見る
処方薬のオンライン販売を助長する内容は広告掲載の対象外だ。ページが説明から購入・予約へ急に誘導していないか、実体のない「トップドクター」「保証」などの約束がないかを確認する。不明確な約束でも通常の違反、具体的で実現不可能な約束は重大な違反とされる。約束の裏付けを問いたい。購入・予約の前に、説明と条件が同じページで確認できるかを見る。
まとめ:判断できないことは医師へ
本稿は効果・安全性・適否を判定する医療情報ではない。施術の適否、リスク、費用、経過は対面診療で医師に確認が必要だ。日本の法規制の条文・運用は本稿では断定しない。ポリシー記述も取得時点の内容で、改定や地域差があり得る。価格・症例・体験談・専門家監修の表示は根拠資料がないため扱わない。判断に迷う場合は、ページの運営者情報と相談窓口を確認し、施術の判断は診療の場へ戻す。