契約前に確認したい3点
家族葬は、親族を中心とした少人数で行う点が一般葬との大きな違いです。参列者が少ない分、費用を抑えられることもありますが、その分だけ見積もりの内容確認が重要になります。形式を決める前に、次の3点を確認しましょう。
1. 参列者の範囲
誰を呼ぶかで会場の規模や費用が変わります。親族のみにするか、友人や知人も含めるかを家族で話し合い、見積もりを同じ条件で依頼できるようにしておきましょう。参列者の人数が決まれば、会場の広さや飲食・返礼品の数量も見積もりに反映されます。訃報直後は連絡の範囲も決めにくいため、まずは誰を呼ぶかから話し合うのがおすすめです。
2. 見積もりに含まれる費目
葬儀一式、火葬料、会館使用料、祭壇、飲食、返礼品などが項目として記載されているか確認します。何が含まれ、何が含まれないかを書面で示してもらいましょう。会館使用料は時間帯や曜日で変わることもあり、火葬料は自治体や火葬場によって水準が異なります。
3. 追加費用の有無
時間外の火葬料や、返礼品・飲食の追加注文などは後から請求されることがあります。契約前に「追加費用が発生する条件」を必ず確認してください。家族葬だからといって、すべての追加費用が不要になるわけではありません。
見積もりは複数社を同じ条件で比べる
家族葬の費用は地域や葬儀社によって大きく異なります。本記事では検証できていないため、具体的な金額は提示できません。判断の目安として、同じ条件で複数社に見積もりを依頼し、費目の内訳を比べましょう。「一式」とだけ書かれた見積もりには内訳の明記を求め、比較できる形にしてください。火葬料が別途かかる場合、見積もりに含まれるかどうかで総額は大きく変わります。複数社に依頼する時間がない場合でも、最低2社の見積もりを比べると内訳の違いが見えてきます。
急がず、確認できることは確認する
宗教や慣習、手続きは地域や宗派によって異なり、ここで一般化できません。費用の相場も同じです。地域差や業者差が大きいため、よそで聞いた金額をそのまま当てはめないようにしましょう。訃報直後でも、その日のうちに契約を急ぐ必要はありません。葬儀社に加え、自治体の窓口や消費生活センターに相談する方法もあります。書面で納得できるまで確認してから決めましょう。