依頼前に確認したい3つのポイント
1. 担当者の資格・登録を確認する
初回相談では、事務所の名称や規模だけでなく、実際に担当するのがどの資格保有者かを確認します。資格・登録を明示するかどうかは誠実さを測る判断材料です。説明しないまま契約や勧誘を進める事務所は選定から外すのが安全です。担当者が変わりやすく、資格を持たない担当者だけが窓口になる場合も注意が必要です。
2. 料金体系の透明性を確かめる
見積書と契約書の両方で、報酬の内訳や追加費用が発生する条件、更新・解約時の扱いが明確かを確認します。毎月の顧問料の範囲に含まれる業務と別途費用がかかる業務を明確にしておくと安心です。料金について口頭だけで説明し、書面を出さずに契約を急かす場合は警戒が必要です。不明瞭な料金体系は後々のトラブルの原因になりえます。
3. 守秘義務と個人情報の取り扱いを確認する
税務情報は経営の根幹に関わる機密情報です。守秘義務の方針や個人情報の取り扱いについて開示があるかを確認しましょう。開示がなく、質問しても明確な回答がない相手にはリスクがあります。プライバシーポリシーの有無も確認したいところです。
ここがレッドフラグ
成果を保証する節税提案は典型的な危険サインです。「税金が必ず下がる」「確実に節税できる」といった断定的な説明は誤解を招き信用できません。税務判断は事案ごとに異なるため、保証を掲げる事務所は慎重に検討してください。虚偽が疑われる説明や実績・資格の誇張、書類改ざんを促す提案にも注意が必要です。なお、税務会計は財務計画・管理サービスとして規制カテゴリに含まれ、広告や説明には誠実性が求められます。誤解を招く表現は重大な違反になり得ます。
判断は書面で
なお、日本の税理士登録の詳細な要件や料金相場は、本調査では確認できていません。地域や専門分野を踏まえて候補を絞り、見積書・契約書などの書面を確認してから最終判断を行いましょう。確認したい事項をリスト化しておくと比較がスムーズです。まずは複数の事務所に問い合わせ、書面での回答を比較するところから始めましょう。最終的な税務・契約上の判断は専門家への相談をおすすめします。