「保証」と「無料」を4軸に分ける
「保証」は、選考通過、入学許可、住居手配のどれを指すかで意味が変わります。同じ語でも事業者間で比較できないため、①対象範囲②対象外の条件③費用が発生する時点④実績の根拠提示の4軸に分けます。説明会の口頭説明だけでなく、契約書面・申込書・約款の同じ語を探し、記載が一致するか照合します。対象外の条件には、語学要件未達、出願期限超過、書類不備などがあり得ますが、実際の記載は事業者ごとに異なります。無料という語も、相談・出願・渡航後サポートのどこまでを指すかで費用の発生点が変わります。
契約前に書面で聞く質問
回答は口頭ではなく、申込前に書面で得ます。次の質問をそのまま使い、回答の有無と内容を保存してください。
「保証」の対象と除外条件は、契約書面のどの条項にありますか。
費用が発生する時点と、無料に含まれない項目は何ですか。
実績を示す根拠資料として、何を提示できますか。
不合格・不許可時の扱いと、解約・返金の条件はどこに書かれていますか。
回答が得られない項目や、説明と書面が食い違う項目は「未確認」として残し、申込みを保留します。契約後の確認では遅いため、申込書を受け取る前に質問を固定してください。
危険な表示パターンの見分け方
断定型の合格保証、書類作成の丸投げを示唆する表現、極端な低価格や無料の強調、根拠不明の実績表示は要注意です。Googleの広告ポリシーでは「合格を約束する」が不可能だと明確な約束の例に、「偽造証明書・代筆」が不誠実行為の例に置かれています。曖昧な約束も例示されています。具体的情報を出すと言いながら実物を示さない表示や、遷移元の説明と遷移先の内容が一致しない例も確認対象です。留学広告が直ちに該当すると断定はできませんが、同じ類型かを点検する材料になります。
一次情報で照合し、未確認を残す
契約書面・申込書・約款、事業者の登録情報、公的窓口や大使館の公式情報で照合します。この記事は個別契約の助言ではなく、金額・実績・法令解釈・ビザ要件は扱いません。確認しても回答が得られない事項は未確認のまま残し、推測で補わないでください。必要に応じ、行政書士や消費生活相談などの確認先も利用します。また、説明会で聞いた条件は日付と担当者を控え、後日も同じ内容が書面にあるか再確認します。口頭の補足だけを根拠に申し込まないでください。