1. 保険の「弁護士特約」を確認する
事故後の混乱期にまず見るべきは、自動車保険の「弁護士特約」です。特約が付いていれば、弁護士費用を保険でまかなえる場合があります。ただし加入条件や補償範囲は保険商品ごとに異なるため、保険証券や契約内容を確認し、不明点は保険会社に問い合わせましょう。特約の存在を後から知って後悔しないためにも、依頼前の確認が欠かせません。
2. 費用体系を書面で確認する
弁護士費用は、着手金と成功報酬に分かれるのが一般的です。依頼前に「着手金はいくらか」「成功報酬はどのような場合に発生するか」「見積書を出してもらえるか」を具体的に質問しましょう。報酬額は事務所や時期により異なるため、口頭での説明だけに頼らず、書面での見積もりをもらうことが重要です。費用面の不安は、遠慮せずその場で確認してください。特約を利用する場合の自己負担の有無も、保険会社に確認するのが安心です。
3. 「慰謝料アップ保証」という表現に注意する
「必ず慰謝料が増える」などの成果保証型の広告は、実現不可能な約束を含む場合があり、信頼の判断材料としては危険です。広告の約束表現には、以下のような危険度の違いがあります。
| 約束表現のタイプ | ポリシー上の扱い | ポリシー文書に記載の例 |
|---|
| 内容が不明確・あいまいな約束 | 普通違反(5件でストライク1) | 「近くのトップ医師のリストを見る」と言いながら実際のリストを提供しない |
| 具体的で明示的な実現不可能な約束 | 重大違反(1件でストライク1) | 無料・現金オファー、不合理に安い価格(例:1000ドルの新車)など |
| 注:この分類はGoogle広告ポリシー上の区分であり、日本の法規制の判定を示すものではありません。あいまいな約束は、具体的でないだけでなく、実際に提供されない情報を約束する点で問題があります。成果や金額を約束する広告は鵜呑みにせず、書面で確認できる事実を基準に選びましょう。 | | |
相談時に持っていく質問リスト
面談では、①着手金・成功報酬の金額と発生条件、②見積書の発行、③担当者と連絡体制、④示談交渉の進め方を確認しましょう。費用負担が不安な場合は、日本司法支援センター(法テラス)や弁護士会の相談窓口も選択肢の一つです。
まとめ
本記事は法律相談の代替ではありません。報酬額や特約条件は時期や事務所により異なります。広告の約束表現だけで判断せず、個別の状況については弁護士または法テラス等に相談してください。